●自然光の明るさ

陽の光を積極的に取り込むために南東向きの高窓を設けています。窓は高い位置にあるほど部屋全体を明るくする効果が高く、道南江差の古い民家などにも見られます。雨の日でも日の出から日没まで照明は必要ありません。

南西方向のテラス窓からは午後の光が差し込みます。
●日射熱



太陽光は明るさだけではなく熱ももたらします。寒さが厳しい冬はできるだけ多くの日射熱を取り入れ、年々暑くなっている夏は直射日光を遮ることが大事です。この家では夏のあいだ破風板によしずを付け加えて高窓からの光をコントロールしています。

テラス窓については外にウッドデッキを設けてその上によしずの屋根をかけて直射日光を軽減しています。よしずは冬になると取り外します。

窓ガラスは断熱性能が高いLow-E複層ガラスを使っています。南東および南西の窓は断熱・日射・価格のバランスを考えて2重ガラス、北西は冬に日が当たらず夏に強い西日が差すので遮熱・断熱重視の3重ガラスとしています。

窓の内側に設けたブラインドやロールスクリーンにより遮熱・断熱性能を高めています。

敷地内に元々生えていたニセアカシアの木陰は夏の西日を弱めてくれます。
