ヒートポンプ温水暖房の消費電力量(2024-25冬)

2024-2025冬シーズンの暖房に消費した電力量の測定結果をまとめましたので公開します。暖房システムの詳細については暖房ページをご参照ください。

ヒートポンプ温水暖房を動かし始めたのは2024年12月初めからです。しかし本格的に住み始めたのは年明けからで、消費電力量を確認するためのアプリ「スマートコスモLAN」の動作開始が1月6日だったので測定データはそれ以降になります。

左側のグラフがヒートポンプ温水暖房システムの消費電力量の月別推移です。真冬の1・2月は約300kWhですので一日平均では11kWh程度となります。

この電力量に相当する電気料金を試算した結果が右側のグラフです。1・2月は月1.2万円弱です。電気料金の試算は2025年3月時点における北海道電力従量電灯Bの料金単価を使用しています。家全体の電力量で料金を計算したあと暖房の電力量比率を掛けて算出しました。

  • 基本料金(40A)1500.4円
  • 電力量料金 1段(~120kWh)35.35円/kWh 2段目(120~280kWh)41.64円/kWh 3段目(280~kWh) 45.36円/kWh
  • 燃料費等調整額 -8.6円/kWh
  • 再エネ発電賦課金 3.49円/kWh

暖房の温度コントロールは自分で色々いじりたかったので自動制御ではなく手動です。目標室温を18~20℃として温度計を見ながら温水暖房の設定水温を手動で変えて調整しています。一時的に水温を高くしたり電源オフにしたりというのはありますが、30~34℃が設定水温の中心でした。

ただ、使用していたアナログの温度計はあまり精度が良くないうえにひょっとしたら壊れていたかもしれず、実際の室温が本当に18~20℃程度に収まっていたのか自信がありません。4月27日に設置したデジタルの温湿度センサーと比較したところアナログ温度計は1~2℃低い温度を示しました。ずっとこうだったとすると室温16℃くらいだった可能性もあります。2025-26冬にデジタル測定データを使った本格的な検討をしたいと思っています。

ヒートポンプ温水暖房システムの仕様は、電源電圧200V、最大消費電力2900W、暖房時定格消費電力1655W、冷房時定格消費電力1760W/1330W(温度条件による)です。この家の運転条件ですと24時間連続運転においてヒートポンプ本体は1000W前後でON-OFF制御を繰り返していました。起動時は冷えた水温を一気に温める必要があるので1500Wくらいまで上がります。本体とは別に動き続ける循環ポンプの消費電力が約70W(3000rpm時)、屋外気温0℃以下時の凍結防止ヒーターが60Wです。

この運転状況を考えると、この家の大きさに対してはこの温水暖房システムは暖房能力が大きすぎるのかなと思います。条件にもよりますが、エアコンでもON-OFFを繰り返すというのはあまり効率が良くなくインバータ制御の範囲内で低い回転数で回り続けているほうが効率が良い場合が多いです。暖房能力が一回り小さくて400~500Wくらいで回り続けるような機種があればいいのですが、残念ながら高断熱高気密の小さな平屋を想定したような小さなヒートポンプ温水暖房システムは現存しないようです。とはいえ安心感という意味では、かなり余裕のある暖房能力を選びたくなるのが正直なところです。