電気料金プラン変更の効果検証

昨年12月使用分(今年1月請求分)より北海道電力の料金プランをエネとくポイントプランBからエネとくスマートプランに変更しました。それにより電力料金がどのくらい変わったのかを検証します。

まずはそれぞれのプランの内容と今年1月時点の料金単価を簡単に紹介します。※詳しくは北海道電力のホームページを参照ください。

<変更前>エネとくポイントプランB
・標準的な家庭用料金プランである従量電灯Bに対し従量料金は同じで基本料金が110円安い。
・電気料金200円あたり1ポイントもらえる。ポイントは電子マネーなどに交換できる。
・基本料金(40A):1,562円
・従量料金:~120kWh 35.69円、120~280kWh 41.98円、280~kWh 45.70円
・燃料費等調整額:-7.36円
・再エネ賦課金:+3.98円

<変更後>エネとくスマートプラン
・暖房または給湯が電気式ヒートポンプの家庭が対象
・電気料金に対するポイントは無し
・日中時間[月-土8~22時]と夜間・日祝時間[月-土22~8時および日曜祝日の全日]の時間別料金
・基本料金:486.2円×契約電力(kW) ※契約電力=過去1年間で最大の使用電力(30分毎に計測)
・従量料金:日中時間 38.22円、夜間・日祝時間 29.44円
・燃料費等調整額、再エネ賦課金はエネとくポイントプランBと同じ

今年1月のこの家の契約電力は2kWです。14坪の平屋でこれくらいなので、30坪2階建の戸建て住宅では使用電気機器によりますが3~5kWくらいではないかと思います。ただし極端に言えば一度でも10kW使ってしまった30分間があるとその後1年間は契約電力10kWで月4,862円の基本料金を払い続けることになります。消費電力が大きい機器、例えば暖房、給湯、IHコンロ、炊飯器、オーブン、ホットプレートなどをできるだけ同時には使わないようにしたいです。

それでは昨年12月使用分(今年1月請求分)の電力消費量で料金を比較してみます。
使用期間:12月10日~1月13日(35日間)
電力消費量 432kWh うち日中時間分165kWh、夜間・日祝時間分267kWh

●エネとくポイントプランBの場合の電気料金(試算値)
基本料金(40A):1,562円
従量料金:17,946円
燃料費等調整額:-3,180円
再エネ賦課金:+1,719円
⇒電気料金 18,047円

●エネとくスマートプランの場合の電気料金(請求値)
基本料金(2kW):972.4円
従量料金:日中時間 6,306.3円、夜間・日祝時間 7,860.48円
燃料費等調整額:-3,180円
再エネ賦課金:+1,719円
⇒電気料金 13,678円

プラン変更により、12月使用分は4,369円、約24%安くなりました。
夜間・日祝時間の料金単価が安いのでできるだけ夜間に電気を使うと効果的です。暖房についていえば夜間のほうが外気温が低いことが多く日中は日射熱を得られるので室温を一定にしていても夜間の消費電力のほうが自然と多くなります。ちなみに祝日のない1週間でいえば日中時間と夜間・日祝時間はともに合計84時間で同じ長さになります。

最後に昨年1月から12月までの消費電力をもとに年間を通しての効果をざっくり試算してみます。日中時間と夜間・日祝時間に分けた消費電力がわからないのでここでは50%50%でみることにします。実際には特に暖房期は夜間・日祝時間のほうが消費電力が大きくなりますので今回の試算は差が小さめになります。
使用期間:2025年1月1日~12月31日(365日間)
電力消費量 2,464kWh うち日中時間分1,232kWh、夜間・日祝時間分1,232kWh
●エネとくポイントプランBの場合の電気料金(試算値)
⇒年間電気料金 101,193円
●エネとくスマートプランの場合の電気料金(試算値)
⇒年間電気料金 81,269円
年間の差額は約20,000円、約20%の節約が見込まれます。暖房期以外は消費電力が120kWh以下になるためエネとくポイントプランBの従量料金が安くなりそれほど差がつきません。
参考)8月 エネとくポイントプランB:4,635円、エネとくスマートプラン:3,855円