設計の抜本的見直し


工事費用を予算内に納めるために抜本的な設計変更が必要になりました。基礎工事ができるかどうかはいったん置いて、予算に納まる設計案が無ければ新築は諦めなければなりません。安くするためにできることを書き出してみます。
・床面積は小さく、小さく
・建物高さは低く、低く
・設備の機能は最低限のシンプルなものに
・建材は種類をできるだけ減らし、同じものを大量に
・内装仕上げや外壁塗装、家具製作など、DIYでできそうなことは自分で
とはいえ、安くするためだからといってそもそもの設計コンセプトに反するものを設計しては意味がありません。それにこの敷地の魅力は眺望です。それを生かさないわけにはいきません。
検討の結果、設計し直したのが自宅兼事務所として今住んでいる住宅です。詳細は羊群事務所ページをご覧ください。小さく低くするために平屋建てとし、それでも眺望が生かせるよう敷地下段ではなく上段側に建てることにしました。そして、平屋にするならこの際工務店に頼むのではなくセルフビルドでやったほうが面白いのではないか、今後の設計にも生かせる貴重な経験になるのではないかと考えるようになりました。自分の家を建てる時しかセルフビルドのチャンスは無いですし、その機会はこれが最初で最後となるでしょう。
でも建築士とはいえ大工経験などない自分にセルフビルドなんてできるのだろうか、という不安は拭えなかったので、基本設計を終えた平屋の図面と模型を持って小樽市内の木材屋さんに相談しに行きました。すると、「面白いですね。きっとできますよ。協力しますよ。」と、背中を押すようなことを言って頂きました。すっかりその気になってセルフビルドでいくことを決めました。それなら間違いなく予算内に収まります。
あとはコンクリートの基礎工事。ここはセルフビルドできる自信がなかったですし、やってくれる業者が無ければ状況は何も変わりません。

