基礎工事その1~配筋

基礎の鉄筋が配筋された様子

基礎は鉄筋コンクリート構造です。コンクリートに鉄筋を埋め込むことによって、圧縮に強いコンクリートと引張に強い鉄鋼の特徴を生かした強い構造となります。錆びやすい鉄筋をアルカリ性のコンクリートで包むことで錆びにくくできるという利点もあります。そのためには鉄筋の周りを一定厚さ以上のコンクリートで覆う必要があり、写真中の白い車輪みたいなスペーサーと呼ばれる部品を取り付けることで後ほど設置する型枠と鉄筋のあいだの距離を保ちます。地面と鉄筋のあいだのサイコロ状のブロックも同じ役割です。

一般的には転圧して締め固めた地面の上に捨てコンクリートを打ってその上に配筋するのですが、今回は敷地アクセスの都合で1回あたりの打設費用が高額になるため、その回数を減らすために捨てコンクリートを省略しています。捨てコンクリートはその上に正確な墨打ち(基準線を描くこと)ができたりサイコロ状のスペーサーをしっかり設置できたりと施工の正確性を増すことができますので余程の事情が無い限りは打設すべきです。今回はその代わりに配筋検査を入念に行いました。

また、配管用の貫通孔や人通口廻りには斜めの補強筋が配されて、弱くなりがちな切欠き部を補強しています。