今年の気温

前回まで測定方法について長々と書いてしまいましたがデータの信頼性に関わることなので記しておきました。これからはこの家の温湿度環境やエネルギー消費が実際にどうなのか、データで検証し定期的にアップしていきます。

でもその前に今年の1月から9月、冬から夏の気温がどうだったのか、気象庁アメダスのデータを見てみたいと思います。今年の夏は「本当にここは北海道か?」というくらい暑かったですよね。

左側のグラフが小樽における2025年と平年値(過去30年)の月平均気温の比較です。グラフ内の数字はその気温差です。今年は冬も暖かく、5月以降はぐんぐん気温が上がって7月は平年より4.6℃も高かったことがわかります。右側のグラフは過去10年の月平均気温を重ねたものですがやはり2025年は1・2月と6月以降の気温が高くなっています。特に2月と6・7月は過去10年で最も気温が高いです。真冬でも昼間は0℃以上になる日がほとんどで昔の冬のイメージとは全然変わってきてます。少し意外だったのは8月が2023年に次いで2番目に高かったことです。8月に入って涼しくなったなと思っていたのですが、7月が暑すぎただけで例年よりは暑かったんですね。

おそらくですが15年後に同じ比較をしたらこの2025年の暑さがほぼ平年値になっているのだろうと思います。その前提で住宅の設計や生活のあり方を変えていく必要に迫られています。次の世代や他の生き物にこのようなツケを払わせるのは心苦しいことです。

参考として下のグラフは湿度、降水量、積雪量、日照時間です。冬に雪が多く日照時間が短いのが日本海側の特長です。小樽で太陽光発電が流行らない理由でもあります。ちなみに太平洋側の冬は日照時間が長く帯広や釧路で月約190時間(小樽の約3倍)、苫小牧で月約140時間(小樽の約2倍)ですので太陽光発電や日射熱利用の効果が大きい地域です。札幌の冬は月約100時間(小樽の約1.5倍)です。